珈琲編『コーヒー生産国(南米・中米編)』
世界約60ヶ国で栽培されるコーヒーですが栽培品種は勿論のこと、
気候風土などにより味や香りは様々です。
今回はコーヒーの産地別の特徴を簡単に紹介致します。
①ブラジル(Brazil)
生産量は世界一、国内消費はアメリカに次いで第2位のコーヒー大国です。
国内規格のコーヒー豆の等級でNo.1はなくNo.2が最高級品になります。
ブラジル サントス No.2はプレミアムコーヒーの代表格ですが、
ブレンドコーヒーのベースとして使われることも多いようです。
国土が広大で生産される豆も多岐にわたります。
②コロンビア(Colombia)
ブラジル、ベトナムに次ぐ世界第3位の生産量を誇っています。
アンデス山脈の麓で栽培されます。
国のバックアップでスペシャリティコーヒーなどの高品質な豆も多く生産されています。
コーヒー豆の等級はスペイン語のスプレモが最高級品になります。
③グアテマラ(Guatemala)
平地から高山地帯の広い範囲で栽培され、
伝統的製法から生まれる個性豊かなコーヒーを数多く生産しています。
SHB(ストリクトリーハードビーン)が最高級品になります。
④ジャマイカ(Jamaica)
日本ではブルーマウンテンコーヒーが高価なコーヒーとしてあまりにも有名です。
英国王室御用達と宣伝効果で高値で取引されていますが…….
高値で取引されているのは日本だけのようです。
⑤パナマ(Panama)
オークションでパナマエスメラルダ・ゲイシャが
最高落札価格を記録して一大ブームが起こりました。
なんとなくそそられる名前ですが芸者さんとは全く関係ありません。
コーヒー豆のゲイシャはティピカ系の栽培品種になります。
この他ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカなど
個性豊かで良質なコーヒー豆の生産国があります。
『鵜沼茶坊 葉豆』では13ヶ国のコーヒーが楽しめます。