葉豆の豆知識 No.010

日本茶編『日本茶を美味しく淹れる』
同じお茶の葉を使っても正しい淹れ方で頂くと、日本茶はより美味しくなります。
それには急須にお湯を入れた時の温度と時間が重要になります。
お茶の主な成分は渋みのカテキン、苦味のカフェイン、旨味や甘味のテアニンなどがあり
いづれの成分もお湯の温度が高くなるほど溶出しやすくなり
渋味のカテキンは低温では溶出されにくく、
苦味のカフェインは高温ならすぐに低温ならじわじわと溶出されます。
旨味のテアニンは低温でも短時間でよく溶出されます。
これらの特徴により低温で淹れると旨味や甘味が濃く渋味や苦味の薄いお茶になり
高温では渋味や苦味が増して全体的に強い味のお茶になります。
さらにお茶の種類によって成分量が異なります。
おおよその目安は
玉露上 3人分、茶葉:10g、湯量:60ml、湯温:50℃、時間:150秒
煎茶上 3人分、6g、170ml、70℃、120秒
煎茶並 5人分、10g、430ml、90℃、60秒
番茶  5人分、15g、650ml、100℃、30秒
焙じ茶 5人分、15g、650ml、100℃、30秒
お湯は沸かしたてを冷まして使用します。
ちょっとの手間で味は変わります。是非お試しあれ!

『鵜沼茶坊 葉豆』ではお茶を淹れる行為も楽しんで頂くため、
一煎目はスタッフが二煎目以降はお客様ご自身で淹れて頂きます。

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