紅茶編『紅茶の生産地』
北緯25度から赤道を挟んで南緯25度までをコーヒーベルトと云い
広く世界でコーヒーが栽培されています。
紅茶も同様にティーベルトがあります。
北緯45度から赤道を挟んで南緯35度まで
北緯45度は北海道の稚内の南あたりになり、
南緯35度はオーストラリア大陸をほぼカバーします。
コーヒーより広い地域で栽培が可能なお茶の木は、
中国種とインド種(アッサム種)の基本2種類に大別できます。
中国種はインド種の約半分の大きさで色は濃く葉先は丸みがあります。
寒さに強く緑茶に向く種ですが、ダージリン、キームンは中国種です。
インド種(アッサム種)は中国種の2倍の大きさで、
色は淡い緑色で葉先は尖っていて表面はデコボコしています。
寒冷地では育たず熱帯産が多いようです。
強い日光を浴びることで紅茶独特の渋味となるタンニンが作られます。
主な生産国は生産量順にインド、ケニア、スリランカ、インドネシア、中国になります。
中国は茶葉生産量は世界一ですが紅茶以外のお茶になる比率が高いため一位ではありません。
『鵜沼茶坊 葉豆』ではインド5種類、ケニア1種類、スリランカ4種類、
中国1種類、ネパール1種類の紅茶を飲む事が出来ます。