月別アーカイブ: 2014年12月

時を告げる

葉豆の全ての飲み物を淹れる時、適切な抽出時間を守る事は大切な事の一つです。
日本茶は急須に、台湾茶は茶壺に、紅茶はジャンピングポットに、
珈琲ドリップはお湯を落すスピード、珈琲サイフォンはお湯がフラスコから
ロートに上がっている時間などなど…
珈琲以外はお客様のもとで適切な抽出時間を管理して頂きます。

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<葉豆のかわいい砂時計達>
茶葉の種類、等級によりますが日本茶、台湾茶の抽出時間は1分、
紅茶は3~5分くらいです。
詳しくはstaffが説明致します。

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<葉豆の卓鈴>
砂時計が落ちたきったら卓鈴を鳴らしてstaffをお呼び下さい。
とても澄んだ音色です沢山鳴らしたくなりますヨ!。
富士山のぐい呑で有名になった富山県高岡鉄器の「能作」で購入しました。

今日は大晦日、今年も残すところあと数時間になって参りました。
数時間後には新たな年に時を告げます。
OPEN予定も迫って徐々に忙しくなって来ましたが楽しんでやって行きます。
皆様良い新年をお迎え下さいませ。

葉豆の顔

店舗改装工事も順調に進んでいます。
工事関係者の皆様 寒い中、本当にお疲れ様です。m(__)m
さて玄関に飾る葉豆のロゴをデザインしたステンドグラスが今日届きました。
お願いしたのは友人の岡山で田舎暮らしをされている御夫妻なのですが、
「ステンドグラス工房やませみ」を作って精力的に活動されています。
先週も岡山から青春18切符で遥々岐阜まで遊びに来て下さいました。
色々とありがとうございました。

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<本日岡山から届いたステンドグラス(正面から)>

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<本日岡山から届いたステンドグラス(斜めから)>
今は光りが通っていませんが…光りが通ったら綺麗な色が出る事でしょう。
他のアイテムやランプなどの展示物も計画中です又お楽しみにして下さい。

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<工事中の葉豆玄関>
両開きドアの右側にステンドグラスが入りますヨ!

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<主人を待つ玄関横の木枠>
早く電気を通して見てみたいですね。

現在開店に向けて、店舗・ホームページ準備中です。

現在開店に向けて、店舗・ホームページ準備中です。
こちらの準備中のホームページでは、準備中の店舗や、日々のことについて綴っております。
メニューページや、店舗案内などは公開予定・準備中となっております。

2015年2月下旬頃のOPENまで、しばらくおまちくださいませ。

常滑焼急須

昨日、日本茶の急須を購入する為、常滑に行って来ました。
日本茶、台湾茶、紅茶、珈琲を扱うお店なので道具も4倍ですが…
その分、楽しみも4倍です。\(^o^)/
急須は中国の明・清時代、江蘇省宜興産の紫泥急須が始まりだそうです。
江戸時代に中国から日本に輸入され、
その後明治時代に中国の陶工を常滑に招きその技術が伝承されました。
さらに常滑ではロクロを使うようになり、その製法は前回紹介した台湾茶壺の
産地「鶯歌」に伝わりました。
その為両者の雰囲気は何処となく似かよっています。
台湾茶壺と同様で見て触って気に入った物を購入して来ました。

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<春先に購入した伊藤雅風氏の急須>
常滑の若手作家さんで特に土に拘っているそうです。
一目惚れで購入しました。

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<昨日購入した伊藤雅風氏の急須>
やはり雅風氏の作品はお気に入りです。

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<昨日購入した村田益規氏の急須①>
数々の賞に輝いた常滑焼急須の天才と言われているそうです。

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<昨日購入した村田益規氏の急須②>

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<昨日購入した山田想氏の急須>
人間国宝の故山田常山氏のお孫さんで将来の5代目常山。

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<葉豆の急須達>
特に決りはありませんが葉豆では台湾茶壺は持ち手が後手、
常滑焼急須は横手に統一してあります。
この度は常滑の焼き物散歩道にある「SPACEとこなべ」さんで購入しました。
店の雰囲気、センス、品揃え全て抜群でした。
焼き物に興味のある方にはオススメのお店です。
買物が終って家使いの急須を購入する為、「SPACEとこなべ」店主さんの
お孫さん(小2)の案内で姉妹店「morrina」さんへこちらは甥っ子にあたる
若いご夫婦が経営されていますが、とても感じの良いご夫妻でした。
こちらのお店もオススメです。

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<家使いの千葉光広氏の急須>
以下は「morrina」さんのコメントです。
「白地に緑の混ざった(粉引、灰釉)千葉さんの独特の世界。
コロンとした丸みのあるやさしい風合いのポットや造形の美し
さを備える器が魅力の作家さんです。」
伝統的ではない独特な急須ですが、機能性も抜群でこれも一目惚れしました。
全ての道具には造り手の思いが込められています大事に使って行きたいです。

養壺

台湾茶の急須(茶壺)は釉薬のかかっていない陶器製のものが適しています。
素焼きであるため無数の小さな孔があいています。
そこにお茶の成分が蓄積され使っていくと茶壺(チャーフー)がお茶の渋みを
取ってまろやかになり一層美味しくなるそうです。
この度購入した茶壺はもちろん新品なので徐々に
良い茶壺に育って欲しいものですネ。
台湾では養壺(ヤンフー)と言う言葉があるそうです。
文字通り壺を養う意味でお茶を淹れる前と後に茶壺を撫でたり布で拭いたりします。
小さな孔から茶液が染み出て拭く事で艶が出てキメが滑らかになって来ます。
台湾茶を注文されたお客様が葉豆の茶壺を育てて下さる事を願っています。

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<台湾で購入した茶壺①>

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<台湾で購入した茶壺②>

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<台湾で購入した茶壺③>

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<台湾で購入した茶壺④>

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<台湾で購入した茶壺⑤>

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<台湾で購入した茶壺⑥>

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<台湾で購入した茶壺達計6ヶ>

台北駅から国鉄に乗って約30分程の場所に鶯歌(インゴゥ)と言う
台湾最大の陶磁器の産地があります。
そこで茶壺を始め茶器全般を購入して来ました。
茶壺は全て作家さんによる手造りの一点物ですヨ‼︎
茗心坊の林貴松さんの茶壺には程遠いですが…一つ一つ大事にお店で
陳列されていたお気に入りの茶壺達です。

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<鶯歌駅正面>

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<鶯歌駅プラットホーム>

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<鶯歌問屋街>

2日間に渡って鶯歌に通いましたが茶器を見る目の勉強になりました。
最終的には自分の気に入ったものを値段と相談しながら買う事なのかナ?

店舗改装工事中

台湾から帰って早々に店舗改装工事に入り色々とバタバタしていて、
更新が大幅に遅れてしまいました。m(_ _)m
台湾での収獲は大変良いものでした。
茶葉、茶器は次回紹介する事としてこの度は台湾の様子を紹介します。

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<お茶屋さんの歴史的な焙煎工場>

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<今回大変お世話になった茶業:茗心坊の玄関ショーウィンドウ>
台湾に行く前は違うお店で茶葉を購入予定でしたが、
茗心坊で試飲したお茶はこれまでにない感動がありました。
予定変更し茗心坊で大量購入する事にしました。

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<茗心坊オーナーの林貴松さん>
2日間に渡って台湾茶葉、茶器、淹れ方、マナーなどなど
丁寧に教えて頂きました。
お世話になりました。m(_ _)m

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<林貴松さん所有の茶壺>
この茶壺は林貴松さん所有の100万円以上もするものだそうです。f^_^;
この度購入した鵜沼茶坊 葉豆の茶壺はこんなに高価な物ではありませんが、
パワーがある良い物です。お楽しみに…‼︎
茗心坊は本当に素晴らしい茶業でした。
又詳しく紹介致します。

いよいよ店舗改装工事も始まり色々と準備に忙しくなって来ました。
合間を見てブログ更新も頑張って行きます。m(_ _)m

明日から台湾に行ってきます。

茶器、茶葉、雑貨などを仕入れる為、台湾に行ってきます。
本当に奥が深いお茶の世界ですが色々と吸収してきたいと思っております。
今年二度目の訪問になりますが治安もとても良くリラックス出来ます。
台北から程近い鶯歌(いんごぉ)と云う茶器問屋街に行くつもりです。
時間があれば様子をアップしたいですが…
帰国後又茶器などを紹介する予定です。m(_ _)m

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<自宅にある台湾茶器セット>

急須と茶壺

日本茶も台湾茶もお茶を淹れる為には急須が必要です。
台湾茶を淹れるものも急須と呼んで良いのですが…
正式には茶壺(チャーフー)と云います。
どちらも皆さんが想像するものよりずっと小振りな急須です。

急須と茶壺①
卵を挟んで右側が日本茶の急須、左側が台湾茶の茶壺になります。
大きさを比較して頂く為、卵を置いてみました。

急須と茶壺②
斜め上から
葉豆で日本茶や台湾茶を飲んで頂く時、他に様々な道具を使ってお茶を淹れて行きます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この場で少しずつ紹介して行きますので宜しくm(_ _)m

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